howlmiiの日記

憧れのミニマル生活

自分の考えを上手く伝えられない

こんばんは、かみごんです。


今日は、というかいつもですが、

日中時間がたっぷりあったので必要な物をいくつか買い出しに出かけました。

大学生はすでに夏休み。

息子も誘って近所を歩いていたら、とあるTV番組でインタビューを募っていると、声を掛けられました。


中学生から高校生のお子さんをお持ちの皆様に

コロナワクチン接種についてのお考えを教えて頂きたくお声掛けさせて頂きました。と。


息子さん中学生ですか?

と聞かれたので


違います。


高校生だったかな?


違います、大学生です。


息子はいつでも幼くみられます。

小学校高学年になってから

レストランに入った時に

子供用メニューと取り皿を出された事がありました。

これにはさすがに驚きましたが

その頃は、

うちの子はきっと可愛らしいのね、と微笑ましく思っていました。


もうすぐ二十歳を迎える息子が中学生に間違えられた反応は、、、


正直ムッとした。と言っていました。


インタビューに答えてあげないもん、と心の中で思ったそうです。


リベンジ⁉︎とは言えませんが、

TV局の方に


高校生の娘もいる


と伝えると

少し意見を聞かせて欲しいとの事で暫くコロナワクチンについて話をしました。


私は娘にワクチンを打つか…

正直迷っていますが、

特にこれといった熱い想いや意見がある訳ではないので、


世間でのイメージと同感で不安があります


という様な面白くも何ともない返事しか出来ませんでした。


実は息子は今、大学の授業の課題の中で

コロナワクチンについての研究をしています。

ワクチンがどの様な物か、、、という様な

医療的な観点からではなく、

感染者数や感染状況、などから

数値やグラフを使って、私にはよく分からない

なんだか難しい事を研究している様です。


コロナを感染という方向から研究する上でも

多少の知識としてワクチンの勉強もしたようです。


インタビュアーの方は何かビビっとくるフレーズやワードを引き出す為か案外しつこく質問を繰り返してきました。

いくつかの質問を受けて、息子が答えていた事は


自分はアレルギーがあるから、ワクチン接種には積極的になれない、


という事だけでした。



インタビューが終わった後、

少し高揚した気持ちで2人で歩きながら話をしました。


息子はコロナについて絶賛調中なはずなのに、上手く質問に返せなかった…と。



かみごんは人目を気にするので

インタビューなどを受けた場合は極力いい格好をしようとするタイプです。


皆んなに合わせて変な事は言わない様にしよー


って感じです。



息子が上手く質問に答えられなかった理由については

昨日ブログに綴った片付けられない人の思考回路から考えてみると納得できます。


物事を捉える際に、何事も紐付けして考えていくタイプの息子は


コロナワクチン 


というお題を出されると自分の頭の中の

コロナワクチンという引き出しからコロナについての知識がドバッと一斉に湧き出てきてしまうのです。


整理して話をしていかないと質問の解答にならない事もわかっている為、上手く言葉が出てこないのです。


確かに息子は普段、自分からおしゃべりをする事は少ないです。

ただ、話し始めると沢山の知識が出てくるので、聞いていて面白いな、と思う事は多々あります。

 


息子は帰り途中に、

話し足りないから引き返して

再度意見を述べに行くべきか、考えていました。


辞めときな〜と止めたのは言うまでもありません。


いつも自分の意見や想いを伝える時に

言葉が溢れ出してきて収拾がつかない、というような方は以外といるのではないでしょうか。


おしゃべりが得意で

どんな状況でも空気を読みながら、面白おかしくお話しが出来る方はとても魅力的ですよね。


しかし、たまにしか自分の意見を発しない人が言う

言葉め色んな意味で魅力的だと思います。

それが知識や経験豊富で奥深い言葉であれば尚更です。


かみごんは言葉にはものすごい力があると思っていますので、なるべくでしたら

皆さんがパワーアップできて、幸せな気持ちになれる様な言葉を発していけたらいいと思っています。

自分の言った事は自分に返ってきますからね。


素敵な日本語は数知れず。

どうやって使い切ろうか悩むくらいいっぱいあります。

部屋の片付けと一緒で頭の中でも整理整頓していかないと、

上手く伝えられないのかもしれません。


日本語発信と片付けが苦手な息子には

得意分野を伸ばしながらも

これからも沢山の経験を積み重ねていって欲しいものです。


赤門を潜った先に待ち構えるのは人間性という門だ


とはよく言ったものです。